日別アーカイブ: 2012年9月6日

小諸に伺いました。

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日盛祭の実行委員会があって、小諸に伺いました。今年の反省点がさまざまに検討されました。虚子庵のシオンは、もうすぐ咲きます。小山さんのお宅の朝顔の網もすばらしいものでした。残暑厳しき砌、ご自愛下さい。英

一と夜さの春の嵐の島泊り 武子 (泰三)

 今度こそ心を入れ替えて、汐まねき更新に励んでいきたいと考えている泰三です。皆さんよろしくお願いします。

 季題は「春の嵐」で春先の荒れた天気を言う。

「一と夜さ」は、「一夜」と意味は同じ。広辞苑によれば、「よさは、夜さりの意。ひとよに同じ」とある。「一夜の」では、上語が字足らずとなってしまうので、是非とも覚えておきたい言葉である。句意は、一晩中春の嵐が吹き荒れる島に泊まったというもの。旅の途中の状況をきちんと言い留めた句である。このような句は、年月が経って読んだとき、その旅の状況などが思い起こされて何とも楽しい。

 「一と夜さ」という言葉の響き、そして助詞の「の」のリフレインが上品で、口に出して読んでも心地の良い句である。

課題句(2012年8月号)

「稲妻」    山内裕子選
稲光東京湾を近づき来		田島照子
稲妻やにはかに昏む余呉の湖
稲光利尻へ渡る船を待つ

東山西山かけて稲光 遠藤房子 稲妻や奈良墨匂ふ夜のしじま 前田なな 島の夜の島をはなれて稲光 岩本桂子 コテージの鍵穴難し稲光 近藤作子