「我々が『客観写生』という態度で周囲を凝視する時『造化の神』は初めてその霊妙な姿の一端を見せてくれます。それが具体的には『花の開落、鳥の去来』です。『花鳥諷詠』とはまさにこうした『造化の神』の玄妙に触れることではあるまいかと考えております。」(本井英:「夏潮」百号を迎えて(2015年11月号)から)

表紙絵:清水操 題字:本井英