本日10月号、発送しました。今月の第零句集は宇佐美美紀さんの「日脚伸ぶ」です。一昨日昨日と植木屋さんが来てくださり、庭が少し綺麗になりました。我が家の中辺路も見違えるようになって歩けます。どうぞお遊びにお越しください。終末は伊勢へ参ります。
10月号、発送しました。英
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季題は菜種河豚で春。菜種河豚という種類がいるのではなく、菜の花が咲く頃の河豚のことを言う。最も毒性が強いそうだ。
虚子編歳時記には、例句として次の一句のみがあげられている。
捨てられもせずに生簀の菜種河豚 白兔
さて、この句。市場で獲れた魚を選り分けていると、河豚が混じっている。食べられもしないので、そのまま海へと放り投げる。何ともぞんざいな扱いだが、河豚はそんな風に扱われていそうである。港で働くものたちは、特に感慨もなく、慣れた手つきでぽんぽん海に放るのだろうが、河豚に取ってみれば、とんだ命拾いである。空中に、放り投げられている河豚の形状が頭に浮かび面白い。