主宰・本井英の句評は、雑詠評「潮騒を聴きながら」でその一部を紹介していますが、句会における主宰の句評は、文章で読むとのはまた違った味わいがあり、時には俳句観が熱く語られることもあります。このシリーズでは、実際の句評をテープから起したものを紹介し、句会における主宰の生の声をお届けして参ります。
(管理人)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第101回 (平成18年9月8日 席題 蚯蚓鳴く・女郎花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第100回 (平成18年9月8日 席題 蚯蚓鳴く・女郎花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第99回 (平成18年9月8日 席題 蚯蚓鳴く・女郎花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第98回 (平成18年9月8日 席題 蚯蚓鳴く・女郎花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第97回 (平成18年9月8日 席題 蚯蚓鳴く・女郎花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第96回 (平成18年7月14日 席題 ブーゲンビレア・西日)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第95回 (平成18年7月14日 席題 ブーゲンビレア・西日)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第94回 (平成18年7月14日 席題 ブーゲンビレア・西日)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第93回 (平成18年7月14日 席題 ブーゲンビレア・西日)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第91回 (平成18年6月9日 席題 蝙蝠・籐椅子)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第90回 (平成18年6月9日 席題 蝙蝠・籐椅子)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第88回 (平成18年6月9日 席題 蝙蝠・籐椅子)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第87回 (平成18年6月9日 席題 蝙蝠・籐椅子)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第86回 (平成18年6月9日 席題 蝙蝠・籐椅子)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第85回 (平成18年6月9日 席題 蝙蝠・籐椅子)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第84回 (平成18年5月12日 席題 海亀・夏蕨)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第83回 (平成18年5月12日 席題 海亀・夏蕨)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第82回 (平成18年5月12日 席題 海亀・夏蕨)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第81回 (平成18年5月12日 席題 海亀・夏蕨)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第80回 (平成18年5月12日 席題 海亀・夏蕨)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第79回 (平成18年4月4日 席題 残花・朝寝)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第78回 (平成18年4月4日 席題 残花・朝寝)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第77回 (平成18年4月4日 席題 残花・朝寝)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第76回 (平成18年4月4日 席題 残花・朝寝)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第75回 (平成18年4月4日 席題 残花・朝寝)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第74回 (平成18年4月4日 席題 残花・朝寝)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第73回 (平成18年3月10日 席題 梅一切・涅槃)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第71回 (平成18年3月10日 席題 梅一切・涅槃)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第70回 (平成18年3月10日 席題 梅一切・涅槃)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第69回 (平成18年3月10日 席題 梅一切・涅槃)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第68回 (平成18年2月10日 席題 実朝忌・片栗の花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第67回 (平成18年2月10日 席題 実朝忌・片栗の花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第66回 (平成18年2月10日 席題 実朝忌・片栗の花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第65回 (平成18年2月10日 席題 実朝忌・片栗の花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第64回 (平成18年2月10日 席題 実朝忌・片栗の花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第63回 (平成18年1月13日 席題 竜の玉・寒釣)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第62回 (平成18年1月13日 席題 竜の玉・寒釣)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第61回 (平成18年1月13日 席題 竜の玉・寒釣)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第60回 (平成18年1月13日 席題 竜の玉・寒釣)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第59回 (平成18年1月13日 席題 竜の玉・寒釣)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第58回 (平成18年1月13日 席題 竜の玉・寒釣)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第57回 (平成18年1月13日 席題 竜の玉・寒釣)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第56回 (平成17年12月9日 席題 火事・枯茨)
白菜を積み上げてある美容院
元の句、「漬物用白菜積みて美容院」。これは説明ですね。勿論、銀座、青山の美容院の脇に、白菜を積んであるわけ…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第55回 (平成17年12月9日 席題 火事・枯茨)
類焼をまぬがれし家ひそとあり
「ひそとあり」がいいですね。類焼を免れたんだから、よかったんだけれども、隣近所が燃えてしまって、その家だけ燃えていない。ご近所付き合いもなくなってしまって、燃…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第54回 (平成17年12月9日 席題 火事・枯茨)
枝はなれて落葉が土に触れる音
こういう句は、俳句の一つのやり方ですね。実際に音がかさっとしたかどうかは別で、主観の中では、枝を離れてそ…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第53回 (平成17年12月9日 席題 火事・枯茨)
富士を見つ小春の海をたのしめり
これは若干主観的な句ですが、どこか湘南あたりの、あるいは房州でも見えるんですけれども、そんな小春の海…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第52回 (平成17年12月9日 席題 火事・枯茨)
枯茨鋭き棘と真赤な実
題詠の時の作り方というのは、ともかくも素直に自分の記憶の中にある、そのものを思い出して、そのディテールというん…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第51回 (平成17年11月11日 席題 八手の花・鷲)
厳然と住持の墓所や木の実降る
これはなかなかうまく行っているお寺ですね。住持のお墓がかっちりあるというのは、経営がうまくい…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第50回 (平成17年11月11日 席題 八手の花・鷲)
見つめればこれも花なり花八手
こういう作り方があるんですね。これも花なりと言われてみれば、そうかなと。この句のいいところは…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第49回 (平成17年11月11日 席題 八手の花・鷲)
冬紅葉仙石原の美術館
これも若干皮肉なんですね。又、美術館が出来てるようだよ。という、最近の日本の風潮というものに、それほ…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第48回 (平成17年11月11日 席題 八手の花・鷲)
初冬の御慶事近き重警備
これは一つの挨拶の句。あるいは時の句ですね。こういうのがあっていいと思いますね。あんまり写生写生と…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第47回 (平成17年11月11日 席題 八手の花・鷲)
一面の銀杏落葉の海の中
「海の中」がいいですね。つまり暗喩なんですね。如しと言わないで、銀杏落葉の海だと言い切ってしまって…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第46回 (平成17年11月11日 席題 八手の花・鷲)
蕾とて苞とて無骨八手かな
この句のいいところか、わるいところか、わからない。下五の「八手かな」の置き方がまことに不思議なリ…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第45回 (平成17年11月11日 席題 八手の花・鷲)
花八手故宮の奥へ続く道
一目、北京の句だろうということですが、なるほど、石をずーっと敷き固めたような所での、あちこちに前栽の…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第44回 (平成17年10月7日 席題 案山子・秋の声)
神おわす峰へ歩一歩秋の風
神おわす山はどこでもいいんです。神の山と言われる山はたくさんありますけれど、そんな頂上にはお社が…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第43回 (平成17年10月7日 席題 案山子・秋の声)
明月や人の影ある窓一つ
いいですね。わざわざ明るい月と書いて、「明月」。名のある月というと、いかにも十五夜ということにこだ…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第42回 (平成17年10月7日 席題 案山子・秋の声)
遠目にも畦赤々と曼珠沙華
いいですね。もぐらとか防ぐために、若干毒素のある曼珠沙華をわざと畦に植えるということがあるようで…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第41回 (平成17年10月7日 席題 案山子・秋の声)
鳴き初めてすぐに止みけり秋の蝉
季題は「秋の蝉」。具体的には法師蝉などが多いんだけれども、油蝉などが残っていることがありま…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第40回 (平成17年9月9日 席題 狗尾草・夕月夜)
父の背中が迎火に屈みこんでいるのを見て、「ああ、お父さんも年を召されたなあ。」と思って、ある感慨にふけっている娘、あるいは息子の句です。元の句が「苧がら焚くかがむ父の…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第39回 (平成17年9月9日 席題 狗尾草・夕月夜)
「瓜の牛」って、つまり精霊様が乗ってくるものだと、すぐわかるんだけれど、元の句が、「もろこしのひげを尾にした瓜の牛」。いいんだけれど、若干口語的。やっぱり、「もろ…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第38回 (平成17年9月9日 席題 狗尾草・夕月夜)
字余りを自在にお使いになるところはお上手になられたなと。「狗尾草撫でて吾が家の恋しさよ」でも、一句になりますね。その方が字余りにはならない。「(前略)恋しくなる」…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第37回 (平成17年9月9日 席題 狗尾草・夕月夜)
「夕月夜」という題を出してみて、みなさんがあまり夕月夜というのを、気になさらずに暮らしていられるんで、むずかしい題でしたね。今日は葉月五日で、五日月がかかっているんです…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第36回 (平成17年7月8日 席題 川床・金魚)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第35回 (平成17年7月8日 席題 川床・金魚)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第34回 (平成17年7月8日 席題 川床・金魚)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第33回 (平成17年7月8日 席題 川床・金魚)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第32回 (平成17年7月8日 席題 川床・金魚)
今日は全体的に理屈っぽい句が多かったですね。理屈っぽいというより、こう言わんとしてますから、誤解のなきように。というメッセージが入っている句がありました。それは、損ですね。俳句の…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第31回 (平成17年6月10日 席題 苺・虎が雨)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第30回 (平成17年6月10日 席題 苺・虎が雨)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第29回 (平成17年6月10日 席題 苺・虎が雨)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第28回 (平成17年6月10日 席題 苺・虎が雨)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第27回 (平成17年6月10日 席題 苺・虎が雨)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第26回 (平成17年6月10日 席題 苺・虎が雨)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第25回 (平成17年5月13日 席題 蛞蝓・橡の花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第24回 (平成17年5月13日 席題 蛞蝓・橡の花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第23回 (平成17年5月13日 席題 蛞蝓・橡の花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第22回 (平成17年5月13日 席題 蛞蝓・橡の花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第21回 (平成17年5月13日 席題 蛞蝓・橡の花)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第20回 (平成17年4月8日 席題 花一切・虚子忌)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第19回 (平成17年4月8日 席題 花一切・虚子忌)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第18回 (平成17年4月8日 席題 花一切・虚子忌)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第17回 (平成17年4月8日 席題 花一切・虚子忌)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第16回 (平成17年4月8日 席題 花一切・虚子忌)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第15回 (平成17年4月8日 席題 花一切・虚子忌)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第14回 (平成17年4月8日 席題 花一切・虚子忌)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第13回 (平成17年3月11日 席題 御水取(お松明)・アスパラガス)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第12回 (平成17年3月11日 席題 御水取(お松明)・アスパラガス)
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第11回 (平成17年3月11日 席題 御水取(お松明)・アスパラガス)
蕗のとう包みてくるる指の荒れ
いわゆる生産者市場でも構わないし、もっと農家そのものでもいいんだけれど、「蕗の薹、持って帰んなよ。」と言って、新聞紙にざくざくっと、二、三十個包んでく…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第10回 (平成17年2月18日 席題 梅・余寒)
解体のビルの大穴冬の晴
この句、すごく面白かったですね。どこかちょっとしたビルから隣の解体のビルを見たら、囲っている下が異様に空いていて、はは、そのことなんだということに気がついた…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第9回 (平成17年2月18日 席題 梅・余寒)
梅林の海に落ち込む海の色
「海に落ち込む海の色」というこのレフレインがちょっと面白いです。海の色は勿論青々としているのだろうと思われます。
裏道を辿るすなはち梅辿る<...
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第8回 (平成17年2月18日 席題 梅・余寒)
くぐり戸の扉だけ新し梅日和
元句の字使い、「戸だけ新し」。くぐり戸の「戸」はこれでいいですが、次の「と」は「扉」と書いた方がよくわかる。そうすると、景がよくわかる。しもた屋みたいな…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第7回 (平成17年2月18日 席題 梅・余寒)
ろうそくを立ててかまくら完成す
たしか去年の今頃、「かまくら」という席題で、皆さん作って、僕もかまくらの句で遊ばせていただいた記憶があるんですが、この句はこの句でよく出来てますね。…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第6回 (平成17年2月18日 席題 梅・余寒)
靴揃へ脱ぎあり山の梅の茶屋
ちょっとごたごたしている。「山の梅の茶屋」のリズムがよくないんですけれど。梅見と花見の違いを、まずしっかり認識することで、梅見というのは花見より約一月…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第5回 (平成16年12月10日 席題 鰤・紙漉)
漉く紙に紅葉黄葉と散らしけり
元の句、「紅葉黄葉を散らしけり」。これでは理屈。「を」では、紅い葉も黄色い葉も、どちらも「もみぢ」ということに興じすぎている。「紅葉黄葉と」だと、「…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第4回 (平成16年12月10日 席題 鰤・紙漉)
大漁の鰤丸々と肥えてをり
これも、まっとうな写生の仕方で、こういう句からどんどん想を練っていかれると、その時の鰤はこうであったということが、段々発展していくんだと思います。
…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第3回 (平成16年12月10日 席題 鰤・紙漉)
黒マフラー跨ぎ人過ぐ銀座かな
この句、面白い句ですね。「マフラー」が季題です。高田風人子という作者に、「マフラーや銀座新宿人違う」という句があります。まあ、それは昭和二十年代の銀座…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第2回 (平成16年12月10日 席題 鰤・紙漉)
立派なる御門の内に大根売る
これ、面白い句ですね。村の小さな歴史がこの中にあるように思います。きっと大きなお百姓さんだったのが、その一部を工場に売ったとか、高速道路に売ったとか、あ…
花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第1回 (平成16年12月10日 席題 鰤・紙漉)
淋しきはビルの谷間の枯木立
勿論、季題は枯木立なんですが、枯木立というと、今流行りのことばで言うと里山とか、そういう所の木々。それがすっかり枯れて、十幹とか二十幹とか並んでいるとい…
最近のコメント