雑詠(2013年4月号)

冬紅葉映して水の伸び縮み		前田なな
安産の絵馬まん丸や宮小春
また冬日さし来隠沼膨らみ来
数へ日や散髪へ出す夫と子ら

独り身なれば数へ日にテニスなど	天明さえ
都鳥引きつれ水上バスが来る		北村武子
枯木中鍵のかかりし水行場		水垣道子
痩尾根の恐かりしこと寄鍋に		児玉和子

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