【3-2】清記 3月31日分題詠でGO!
3月31日のお題「浅蜊」「竹の秋」の清記をUPいたします。
各位●句選で、その内1句に◎と簡単な講評(無くても構いませんが、折角なので是非)を御付け下さい。
締め切りは4月2日AM6時でお願いします。
選句の送付方法は、
★下記フォーム、
または、メールアドレス:homepage*natsushio.com
へ送付下さい(*を@に変更、スパム対策です)。
★選句送付の際には件名に日付と「選句」と俳号を記載 【3月31日選句・祐之】
本文には、選句のほか、俳号と各人のメールアドレスの記載を忘れずにお願いします。
★〆切り以降送付頂いたものも順次更新しますので、どうか多くの方にご参加いただきたく。
<清記>3月31日「浅蜊」「竹の秋」
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1 – 1 良寛の庵へ続く竹の秋
1 – 2 狛犬のほのと温くしや竹の秋
1 – 3 見てをれば顔を出したる浅蜊かな
1 – 4 活浅蜊パックの中に角を出す
1 – 5 別当の裏の山なる竹の秋
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2 – 1 造船所見えゐて浅蜊ほつてをり
2 – 2 暗がりにこそと浅蜊の動く音
2 – 3 浸されて浅蜊たちまち閉ぢるかな
2 – 4 大浅蜊げつぷの如く砂を吐く
2 – 5 友眠る小高き墓地の竹の秋
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3 – 1 竹秋の寺にもありし船着場
3 – 2 舌噛んで浅蜊の口の半開き
3 – 3 濡れそぼち葉の重なりて竹の秋
3 – 4 伸びきって塀より高く竹の秋
3 – 5 朱宮(あけのみや)御所を訪ひけり竹の秋
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4 – 1 砂抜きの浅蜊や今日の株価の上
4 – 2 浜っ子が密かな自慢浅蜊汁
4 – 3 訪へる間垣の荒れし竹の秋
4 – 4 掘り当てし浅利の粒の大中小
4 – 5 塩水に砂を吐かされたる浅蜊
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5 – 1 手入れする人のあるなし竹の秋
5 – 2 マフラーを二本突き出す浅蜊かな
5 – 3 三河湾の広さに散つて浅蜊掘る
5 – 4 浅蜊好き孫へ隔世遺伝かな
5 – 5 御勝手を開きてみれば竹の秋
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6 – 1 漁師町なりし羽田や浅蜊汁
6 – 2 パック売り浅蜊の舌を持て余し
6 – 3 お地蔵に供花新しく竹の秋
6 – 4 対岸の久里浜火力浅蜊掻く
6 – 5 砦めく寺院の裏の竹の秋
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7 – 1 浅利掘り鼻の頭に砂つけて
7 – 2 唇の柔らかさなる浅蜊かな
7 – 3 尻濡らすことも楽しく浅蜊掘る
7 – 4 塔頭に日の射していて竹の秋
7 – 5 吐ききれぬ砂のがりりと浅蜊汁
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投句は、かおる、照子、明朗、昌平、和子、美穂、祐之