雑詠(2025年8月号)

夢の中で起きて働く朝寝かな		浅野幸枝
庭干しの運動靴に花の塵
とめどなく水琴窟へ花の雨
白シャツを干して叩いて風光る

法名で呼びかけてみる朧かな		村田うさぎ
山火事の手前の山の桜かな		根岸美紀子
句碑に小さく「万」と一文字暮の春	児玉和子
バス通り沿ひに見返り柳かな		冨田いづみ

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