雑詠(2024年5月号)

本土より四国山地や初明り		梅岡礼子
初明り島うすうすと浮かみくる
庭ごとに柚子のたわわや旧街道
冬菜畑母屋と納屋に挟まれて

弥撒終へし神父囲みて御慶述ぶ		原田淳子
縦に引く箒清しや五月場所		山口照男
鰹節のかをりがずつと南風の町		藤永貴之
ふるさとの橋の上なる御慶かな		田中 香

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