楢枯に沫雪とまりそめにけり 藤永貴之 柿の秋筑紫次郎を南に 子供等のやうや落葉の駆け回る 剪定の了りたる冬紅葉かな 旭光の燃え広がりて冬の雁 前北かおる 秋水の辷りて迅き魚道かな 青木百舌鳥 三日目の干梅の肩ゆるみたる 梅岡礼子 玉と散りカイ塊を連ねて滝落つる 児玉和子
雑詠(2022年12月号)
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楢枯に沫雪とまりそめにけり 藤永貴之 柿の秋筑紫次郎を南に 子供等のやうや落葉の駆け回る 剪定の了りたる冬紅葉かな 旭光の燃え広がりて冬の雁 前北かおる 秋水の辷りて迅き魚道かな 青木百舌鳥 三日目の干梅の肩ゆるみたる 梅岡礼子 玉と散りカイ塊を連ねて滝落つる 児玉和子