雑詠(2022年8月号)

酸実の花日影にはかに夏めきぬ		青木百舌鳥
酒粕は浪乃音なり山葵漬
いささかの蕨をとりて濃き日ざし
来し方を見て葉桜の明るさよ

顔のなきマネキン怖し原爆忌		山口照男
生きるとは凄まじきこと鳥交る		塩川孝治
貰はれて小猫の名前替りけり		北村武子
庭師の手歴然として若緑		馬場紘二

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