雑詠(2020年12月号)

遡る波を見てをり橋涼み		山内裕子
夕蟬の河原に潮の満ちて来る
溝萩や池の小島にそれらしく
新涼の風萩に吹き槇に吹き

雲の峰練習船が出航す		宮田公子
すこやかに青田となりぬケルネル田	児玉和子
墓洗ふ苗字の底に指を入れ		河村雅子
半夏生油膜広ごる船溜り		江本由紀子
					

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