雑詠(2019年6月号)

春の風邪明るき場所で眠るなり		黒田冥柯
野火移るそろり〳〵と人もまた
恋猫の隅まで舐(ネブ)る餌の皿
芝焼くや白線のなき駐車場

骨正月金箔の酒酌みつくす		山内繭彦
赤志野に今朝のいちりん白椿		伊藤八千代
梅林の脇にタクシー休憩中		梅岡礼子
憲兵之碑に藪椿赤きこと		児玉和子

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