月別アーカイブ: 2012年2月

明日は新年会

明日はいよいよ新年会です。

句会は

13時受付開始

14時〆雑詠5句。

宴会は、

17時受付開始、17時30分~写真撮影となります。

閉会は19時30分の予定。多くの皆様のお越しをお待ちしております。

花鳥諷詠ドリル ‐主宰の句評‐ 第4回 (平成16年12月10日 席題 鰤・紙漉)

大漁の鰤丸々と肥えてをり

これも、まっとうな写生の仕方で、こういう句からどんどん想を練っていかれると、その時の鰤はこうであったということが、段々発展していくんだと思います。

 

漆黒の闇鰤起し鋭くひかる

「漆黒の闇」とまでおっしゃったところに、いわゆる日本海、金沢とか富山とか、そういう所の海というものは、なお一層濃い闇であるよ。と想像させるような所ですね。鰤起しというのは、実は季節風が強く吹くと、これは僕の想像なんですが、富山湾なんかでいうと、沖へ帰る風が強いですから、鰤の回遊コースが陸寄りになるんですね。定置網の距離の所に入ってくるので、北風が強くって、雷がゴロゴロゴロと鳴るようなことを「鰤起し」というんだけれど、そういう風の時にほど、鰤が網によくかかる。ただ、そういう時は一番危険で、起しに行った漁師がよく遭難するんですが、富山では特に鰤がないと、正月になりませんから、そんなことになるんだろうと思いますね。

 

気持まず走り始めて十二月

これもいい句ですね。師走ということばを、どっかに感じさせながら、気持ちが走っていて、まだ十二月、そんな深くないんだから、そんなに焦ることはないんだけれど、なんか気持ちが焦っている。というのを、「走り始めて」というのが、うまい言い方だなと思って、感心いたしました。

 

灯りける路次に鍋の香漂へる

元の句、「漂ひぬ」。完了の「ぬ」だと、一過性の感じがしてきますね。「漂へる」というと、ずっと漂っていたということになる。この句の面白いのは、「灯りける」というところ。それまで点いていなかった路次に、割合日暮れが早くって、灯がぽっとついた瞬間に、ぱっとその路次が、路次として浮かび上がる。その時に、本当は香っていたはずの鍋の香りが、一層、どこかの店で鍋をやっているなという感じがする。ぽっと灯った瞬間に、実は香りまでが、その場に登場してくるという解釈をしたんです。その為にも、「漂へる」となさった方がいいと思います。

 

紙を漉く手赤く息の白々と

元の句「手赤し息は白々と」。「赤し」で切ってしまうと、「息は白々と」がどっかにいってしまう。「手赤く息の白々と」というと、赤と白のコントラスト。元のようだと、ばらばらになってしまう。その辺も、助詞の使い方を工夫なさって、俳句は「切る」か「付けるか」で、勝負がつきますからね。意識してなさるのがいいと思いますね。

小春会に伺いました。(英)

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慶應女子高のOG句会、小春会が上野動物園を吟行しました。比較的暖かい日和に恵まれ、皆さん童心に帰って楽しんでおられました。動物と季題との取り合わせがなかなか難しいことでした。小春会は今年で20年を迎えます。これからもお元気で御健吟下さい。

無花果の乳したたらせもがれけり さえ  (泰三)

 会う人会う人に「太ったね」と言われる泰三です。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 季題は、無花果(いちじく)で秋。何とも特徴のある形をしている。しかし、この句は、形については何もかたらない。もがれるとき、乳の如き汁がしたたっていることを述べているだけである。ただ、無花果から出てくる汁を「乳」と言い切ったことで、無花果の乳房の様なあの形までも読者に連想させる。「乳房の如き」と言った形を直接描写する表現を避け、季題を見せることに成功している巧みな句である。

 

 

籐椅子探勝会(英)

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12日。籐椅子探勝会がありました。場所は葉山。前日から泊まり込みの熱心組も五名。折から葉山の海岸では若布の取り入れと、若布干しの最盛期、若布の佳句が沢山出ました。探勝会では只今メンバー大募集中。毎月第二日曜日、東京ならびに近郊吟行しています。ベテランから初心者まで大歓迎です。興味のある方はこちらのページ経由小生までご一報下さい。本井英