明日はいよいよ新年会です。
句会は
13時受付開始
14時〆雑詠5句。
宴会は、
17時受付開始、17時30分~写真撮影となります。
閉会は19時30分の予定。多くの皆様のお越しをお待ちしております。
明日はいよいよ新年会です。
句会は
13時受付開始
14時〆雑詠5句。
宴会は、
17時受付開始、17時30分~写真撮影となります。
閉会は19時30分の予定。多くの皆様のお越しをお待ちしております。
大漁の鰤丸々と肥えてをり
これも、まっとうな写生の仕方で、こういう句からどんどん想を練っていかれると、その時の鰤はこうであったということが、段々発展していくんだと思います。
漆黒の闇鰤起し鋭くひかる
「漆黒の闇」とまでおっしゃったところに、いわゆる日本海、金沢とか富山とか、そういう所の海というものは、なお一層濃い闇であるよ。と想像させるような所ですね。鰤起しというのは、実は季節風が強く吹くと、これは僕の想像なんですが、富山湾なんかでいうと、沖へ帰る風が強いですから、鰤の回遊コースが陸寄りになるんですね。定置網の距離の所に入ってくるので、北風が強くって、雷がゴロゴロゴロと鳴るようなことを「鰤起し」というんだけれど、そういう風の時にほど、鰤が網によくかかる。ただ、そういう時は一番危険で、起しに行った漁師がよく遭難するんですが、富山では特に鰤がないと、正月になりませんから、そんなことになるんだろうと思いますね。
気持まず走り始めて十二月
これもいい句ですね。師走ということばを、どっかに感じさせながら、気持ちが走っていて、まだ十二月、そんな深くないんだから、そんなに焦ることはないんだけれど、なんか気持ちが焦っている。というのを、「走り始めて」というのが、うまい言い方だなと思って、感心いたしました。
灯りける路次に鍋の香漂へる
元の句、「漂ひぬ」。完了の「ぬ」だと、一過性の感じがしてきますね。「漂へる」というと、ずっと漂っていたということになる。この句の面白いのは、「灯りける」というところ。それまで点いていなかった路次に、割合日暮れが早くって、灯がぽっとついた瞬間に、ぱっとその路次が、路次として浮かび上がる。その時に、本当は香っていたはずの鍋の香りが、一層、どこかの店で鍋をやっているなという感じがする。ぽっと灯った瞬間に、実は香りまでが、その場に登場してくるという解釈をしたんです。その為にも、「漂へる」となさった方がいいと思います。
紙を漉く手赤く息の白々と
元の句「手赤し息は白々と」。「赤し」で切ってしまうと、「息は白々と」がどっかにいってしまう。「手赤く息の白々と」というと、赤と白のコントラスト。元のようだと、ばらばらになってしまう。その辺も、助詞の使い方を工夫なさって、俳句は「切る」か「付けるか」で、勝負がつきますからね。意識してなさるのがいいと思いますね。
会う人会う人に「太ったね」と言われる泰三です。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
季題は、無花果(いちじく)で秋。何とも特徴のある形をしている。しかし、この句は、形については何もかたらない。もがれるとき、乳の如き汁がしたたっていることを述べているだけである。ただ、無花果から出てくる汁を「乳」と言い切ったことで、無花果の乳房の様なあの形までも読者に連想させる。「乳房の如き」と言った形を直接描写する表現を避け、季題を見せることに成功している巧みな句である。
12日。籐椅子探勝会がありました。場所は葉山。前日から泊まり込みの熱心組も五名。折から葉山の海岸では若布の取り入れと、若布干しの最盛期、若布の佳句が沢山出ました。探勝会では只今メンバー大募集中。毎月第二日曜日、東京ならびに近郊吟行しています。ベテランから初心者まで大歓迎です。興味のある方はこちらのページ経由小生までご一報下さい。本井英