月別アーカイブ: 2011年12月

虚子勉強会がありました。(英)

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虚子の小説[女七人に男一人]を読んでいます。どことなく[源氏物語]のようです。昨日は健康診断で市ヶ谷へ、帰りに江戸東京博物館に寄りました。行く度に面白い。皆様も是非お立ち寄り下さい。ちゃんこ鍋を食ったのは余計でした。これから池袋句会。かおるさんのレポート、お読み下さい。

「信州小諸 俳句田んぼ雑記」(昌平)

 管理人です。

 「汐まねき」月曜担当のはずが、そして、新連載を始めるはずが、ずっとサボりがちで失礼しました。

 昨日、実に久しぶりに句会に出ました。成績はイマイチでしたが、皆さんにお目にかかれて楽しかったです。細く長く句作を続けたいと思います。

 12月号が届きましたので、記事を更新しました。12月号「消息」に主宰が書かれた、小諸の小山さんの「信州小諸 俳句田んぼ雑記」のページはこちらです。「夏潮」の精鋭部隊が参加した収穫祭の模様や、小諸の初雪の模様など。来年の第四回小諸日盛り俳句祭の情報なども掲載されています。3年前の田植えにお邪魔したきりになっていますが、来年はお邪魔できるでしょうか。

 どうぞお楽しみください。

課題句(2011年12月号)

「笹鳴」   原昌平 選
笹鳴や村に専業農家なく		小沢薮柑子
笹鳴の谷の奥まで造成地

笹子今飛び去りしてふ枝揺れて 山内裕子 ダム底となる谿谷や笹子鳴く 崎山野梨壺 チェーンソーの休む間を笹鳴ける 本井英 笹鳴の我に寄り添ひ来るかとも 田島照子

熊鈴が廊下を通る宿の秋 児玉和子(2011年12月号)

季題は「秋」。「宿の秋」という言葉が「ホ句の秋」、「島の秋」、「野路の秋」のような傍題たり得るかどうかは、これからの例句次第。ただし「秋の宿」という言葉は既に「秋」の傍題として登録されている。

また「熊鈴」という語がどの程度広く認知されているかは判らない。例えば『広辞苑』での立項を、その言葉の普及の一般性を測る尺度として利用するなら、「熊鈴」はまだ多くの人の知る言葉とは言えないらしい。一方、近年普及著しいインターネットで検索してみると、「熊よけ鈴」、「熊鈴」はごく普通の言葉として登場する。登山やハイキングの折、熊と遭遇しないために、熊に人間の存在を知らせる「鈴」である。

さて一句は、その「熊鈴」が宿の廊下を通ったというのである。「宿」といっても登山宿であろう。紅葉を楽しもうと多くのハイカーが宿泊している。朝、早立ちの連中が装備を整えて部屋を出て、廊下を通っているのだ。作者はといえば、まだぐずぐず布団の中に居るのかも知れない。「ちゃりん、ちゃりん」とやや高めの鈴の音が、あたりを憚るように通り過ぎてゆく。さあ、今日一日「秋天下の山」を楽しむぞ、という気分が伝わってくる。(本井英)