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句会・吟行会案内(2024年1月)

湘南タイドプール 
  • 日時/集合:1月4日(木) 
  • 吟行地・兼題:深沢界隈 新年一切 
  • 句会場:深沢生涯学習センター 第3集会室 0467-48-0023 (14:15締切 7句)
  • 幹事/連絡先:羽重田民江 菅原恵美子
名古屋
  • 日時/集合:1月10日(水) 11:00
  • 吟行地・兼題:熱田神宮
  • 句会場:未定 (14:00締切 10句)
  • 幹事/連絡先:大山みち子 
池 袋
  • 日時/集合:1月10日(水)
  • 吟行地・兼題:凍鶴、宝恵籠
  • 句会場:東京芸術劇場 03-5391-2111 (19:15締切 7句)
  • 幹事/連絡先:前北かおる 
渋 谷
  • 日時/集合:1月11日(木)  
  • 吟行地・兼題:楪(ゆずりは)、初明り 新宿御苑の吟行あり。
  • 句会場:リフレッシュ氷川2階多目的室 03-5466-7700 (14:00締切 7句)
  • 幹事/連絡先:櫻井耕一 財前伸子 
土 曜
  • 日時/集合:1月13日㈯ 12:00 JR中央線総武線・御茶ノ水駅聖橋口改札前 
  • 吟行地・兼題:聖橋~湯島聖堂~東京復活大聖堂(ニコライ堂)拝観 
  • 句会場:全電通労働会館3階会議室 (15:00締切 7句) 
  • 幹事/連絡先:宮川幸雄 
タイドプール (初心者対象)
  • 日時/集合:1月18日(木) 13:00 上野駅公園口改札前
  • 吟行地・兼題:上野
  • 句会場:千代田区矢板ビル 03-3255-0471 (15:30締切 5句)
  • 幹事/連絡先:林美佐子 
湘 南
  • 日時/集合:1月21日(日)
  • 吟行地・兼題:鎌倉八幡宮
  • 句会場:鎌倉生涯学習センター 0467-25-2030 (14:30締切 7句)
  • 幹事/連絡先:根岸美紀子 坂 廣子 
東 京
  • 日時/集合:1月24日(水) 
  • 吟行地・兼題:目黒・自然教育園
  • 句会場:三州倶楽部2階大ホール 品川区上大崎1-20-17 03-3447-6776  (13:30締切 7句)
  • 幹事/連絡先:田中温子 武居玲子 
福 岡
  • 日時/集合:
  • 吟行地・兼題:
  • 句会場:
  • 幹事/連絡先:藤永貴之 

課題句(2023年12月号)

課題句「咳」  原 三佳 選

看取りの娘咳こぼしつつ足早に		岩本桂子
星きれいと戻りつ咳を二つ三つ      

黒板を消し窓を閉め咳ひとつ		田中 香
咳ひとつ闇に吸はれてしまひけり	財前伸子
鉤の手に曲がりし書架の奥の咳		本井 英
老医師も患者も共に咳きにけり		近藤和男

八月や深き疲れに眼閉ぢ  児玉和子

 季題は「八月」。勿論新暦の「八月」であろう。筆者にも『八月』という句集があるが、八月の上旬には「立秋」という厳然たる「秋」の到来はあるものの、「暑さ」はますます猛威を奮う時節であり、さらに近代の日本人にとって決して忘れることのできない「広島」・「長崎」の原爆投下、さらには「終戦記念日」もある。あるいは本来なら「七月十五日」という日付けの「盆」も、さまざまの経緯から一ヵ月遅れの「八月十五日」を中心に執り行われるのが現実である。となれば彼岸の人達との交流もおよそこの頃のこと。そんな「含蓄」の深く籠められた「八月」に作者は「深き疲れ」に襲われ、「眼コ」を「閉じる」という情況にある、というのである。それ以上のことにこの句は触れていない。それが、どのような「疲れ」なのか、さらにはどのような「情況」によってもたらされたのか。一切不明である。しかし、その「深き疲れ」にじっと「眼コ」を「閉づ」状態の自らをじっと感じている作者本人の思いは、自ずから滲み出て来る。さらにそうした「思い」が自分だけのものでは無いのだということを、了解しての一句である。(本井 英)

雑詠(2023年12月号)

八月や深き疲れに眼閉ぢ		児玉和子
八月の夢に逢ふ人みな故人
駒下駄や踊り疲れて戻り来し
路地路地を踊り流して夜明けまで

片陰より人の出て来る青信号		飯田美恵子
丸き背にふと触れてみし生身魂		田中 香
白芙蓉手入れ届きし資料館		江本由紀子
打水の旧道沿ひに質屋かな		冨田いづみ

主宰近詠(2023年12月号)

隠さうべしや     本井 英

影躍るロールカーテン小鳥来る

河床の真闇をたどり鰻落つ

涯もなき旅路をかかへ鰻落つ

殺生の果ての旅路へ落鰻

戦没者墓苑の桜紅葉かな

お塔婆を書くも日課や万年青の実

ひそひそと叔父の用談万年青の実

併走の列車の灯り秋の暮

この雨に傾がざるなき紫菀かな

本店の「すや」の二 文字栗の秋


稻雀帳のやうに降りるとき

ここいらに国府とてあり草紅葉

好き漢なるよ「懸巣」と綽名され

女郎蜘蛛揺られながらも躙るなく

おとろひを隠さうべしや男郎花

浮かび飛ぶ蜂雀の吻見ゆるかな

虹の輪の大きく欠けてゐるあたり

朝虹や噴き出すやうに地より立ち

沖空のまたまツ黒や時雨れんと

穭びつしり足下より遥かまで