雑詠(2011年8月号)

ホームセンター裏とはなりぬ墓洗ふ	朴四五人
祖母を知るのみなる墓に参りけり
炭住になほも住まひて生身魂
手花火の色のうつれる煙かな
枝豆を喰ひつゝいつか人の親

下車までのしばらくを立ち夏の海 前北かおる 池の面を新樹の零すもの流れ 児玉和子 朴若葉一枚ごとに風はらみ 山内裕子 落花地をしばらく駆けて風に乗る 前田なな

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