石積みの上にぽつかり刈田かな 矢沢六平 落し水立枯草を押し分けて 解体や裸の稲架となればすぐ 夕暮を案山子担ひて帰りけり
菊花展の菊首ねつこ支へられ 渡邉美保 グローブの様な生姜を供へあり 阿久津稜子 無花果をもがんとすればごわと葉や 天明さえ パドックの馬の歩様(ホヨウ)も秋日和 冨田いづみ
石積みの上にぽつかり刈田かな 矢沢六平 落し水立枯草を押し分けて 解体や裸の稲架となればすぐ 夕暮を案山子担ひて帰りけり
菊花展の菊首ねつこ支へられ 渡邉美保 グローブの様な生姜を供へあり 阿久津稜子 無花果をもがんとすればごわと葉や 天明さえ パドックの馬の歩様(ホヨウ)も秋日和 冨田いづみ