夜学生を迎へに来る夫かな 祐之 (泰三)

 季題は、「夜学」で秋。夜学が終わった妻を案じ夫が迎えに来ているのである。一念発起して勉強したいと夜学に通うことになった妻を、夫は影ながら応援している。夫婦の深い愛情を感じる句である。

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