丸木橋渡れば急な登山道 やすし (泰三)

 またもや久しぶりの更新となってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいの泰三です。

 季題は、登山道で登山の傍題。夏の題である。山中の川に丸木橋が架かっている。ここまでの道は、比較的ゆったりとした道であった。しかし、橋を渡ると急に険しい坂が続いているようだ。ここから先に進むには一寸した覚悟が必要。「渡れば急な」という中七のリズムが良く、とんとんと気持ちよく登っている様子が目に浮かぶ。

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