遠き空見ること好きで桐の花 明朗  (泰三)

昨日八千代句会の後、したたかに酔ってしまった為、また更新を怠ってしまった泰三です。

夏潮9月号雑詠より。季題は「桐の花」で夏。5月ごろ筒状の薄紫の花をつける。木の花とはおもえないほど美しい。

さて、この句。作者は、遠い空を見ることが好きであるという。この時もまた、遠い空を見ていた。すると、眼中に桐の花が入ってきた。遠景に空、そして近景に桐の花。とても美しい景色だ。桐の木は背が高い。それ故の景色であろう。

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