冬晴の30回杞陽忌句会でした。昨日の時雨雲は空の高いところを、さらさらと南に移るばかりで,時雨をこぼすこともなく、一日中、豊岡の町は柔らかい日差しに包まれました。午前中御廟所に参り、その後、円山川の畔を散策しました。句会は一時半から。それに先だって、参加者四十余名の集合写真を撮りました。ご当主京極高晴様、森田昇先生、山田佳乃様のご挨拶などあって俳句会が始まりました。この30回をもって一応お休みに入る杞陽忌句会を惜しむ句が沢山出ました。どの句も花鳥諷詠但馬派の名に恥じない真率なものばかりでした。30年、杞陽忌句会を守って来られた豊岡木兎会の皆さまに深甚の感謝と敬意を表したいと思います。ありがとうございました。句会解散後、森田昇先生のお供をして城崎温泉に来ました。温泉街の道路が時雨で黒く濡れていました。
杞陽忌句会(英
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