7月29日、30日と小諸の「こもろ日盛俳句祭」に参加してまいりました。
その中で、昼間はほどほどの活躍でしたが、講演会/シンポジウム、懇親会の後に行われる
「夜盛会」こそ、この稽古会のメインです。
懇親会の席上で意気投合した面々が、小諸の某大手居酒屋チェーンに集い、席題で俳句を詠む。
俳壇で活躍されている方々も一作者として「日盛会」と同じ精神で座を囲み句会を行います。
29日の夜は、
参会者12名。
井越芳子、大塚次郎、奥坂まや、岸本尚毅
児玉和子、近藤作子、杉原祐之、月野ぽぽな
中西尚子、原田淳子、山内洋行、山西雅子
と言う錚々たるメンバーが集い、
席題:「蛇」「白」「高」「組」「ごきぶり」「小」
「花火」「麦酒」「簾」「風鈴」「扇子」「竹煮草」
で10句出しで俳句を詠みました。
「夏潮」関係者の一人一句を紹介します。
声聞きてシャツを着直す簾ごし 淳子
風鈴のかぜに風鈴鳴り止まず 作子
塔頭の門にいつもの蛇のをる 和子
異議なしに異議ありと云ふ扇子かな 祐之
なお、俳句webマガジン「spica」に日盛りの記事が紹介されていますので、
勝手にリンクを貼り付けております。
スタッフ俳人としてお手伝いいただいた、神野紗希さんの記事であります。
http://spica819.main.jp/atsumaru/2181.html