雑詠(2013年12月号)

亡き母が門火跨いで来たりけり    矢沢六平
二の丸の石垣下に飴湯売り
しみじみと一汁一菜今朝の秋
新涼や屋根診にきたる屋根の上

をとこらは寝ねて炬燵にをみならよ	藤永貴之
秋冷の宿の湯呑に酒を酌む		櫻井茂之
笹鳴や大石主税終焉地		山口照男
盆踊勤め帰りも加はりて		小林一泊

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