雑詠(2012年10月号)

越えて来し河幾(イク)流(ナガレ)旅涼し	児玉和子
勝手口の建て付け悪しなめくぢり
琅玕を斜めに横切り竹落葉
梅雨濁りしてゆるくと神田川
潮に腰おろしてしまひ潮干狩 木下典子 葉桜を仰ぐや何を話さずとも 梅岡礼子 引つ掛かり頭塞がれ実梅採る 塩川孝治 収骨を待つ間の窓に竹落葉 原田淳子

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